九大から世界へ

中国語

中国語とは

中国語は中華人民共和国、台湾、シンガポール、国際連合などの公用語ですが、むしろ漢民族の言語といった方がわかりやすいでしょう。世界中の中華街で、また世界中の華人が中国語を話すので、福岡でも街中やバスや電車で中国語を耳にすることが多いことでしょう。十数億人が話すので、当然、多様な方言があります。それでも意思疎通が可能なのは、共通語(普通话, Mandarin)があるからです。大学で学ぶのも中国語の共通語で、北京の発音と、北方中国語の語彙と文法をもとにして作られたものです。中国のアナウンサーや外交部スポークスマンが話す、あの独特の抑揚を伴った歯切れのよい中国語です。一方、香港のカンフー映画などに出てくる柔らかみのある言葉は広東語という方言になります。

中国語の特徴は、なんといっても声調という音の高低があることでしょう。広東語では9種類もの声調がありますが、共通語では4つになります。東南アジアに広がる声調言語のうち、例えばベトナム語は6つ、タイ語は5つの声調がありますので、4つの声調からなる中国語共通語は比較的マスターしやすいといえます。中国語の授業では、どの先生も音読を重視します。何回も読む練習を繰り返して、この声調をマスターすることが、中国語の習得には欠かせないからです。

これまでは日本語を学ぶ中国人の活躍が多かったのですが、これからは中国語を学んだ日本人が政治面でも経済面でも活躍することで、相互に信頼を深めていくことができるはずです。

中国語を担当している専任教員

西山 猛 准教授(古代漢語文法、近世漢語文法、日中対照言語学)
李麗君 准教授(中国近代文学 中国語教育)
秋吉 收 准教授(中国近代文学,日中比較文学)
中里見 敬 准教授(中国文学)
東 英寿 教授(中国文学)

九大で開講されている中国語関連の講義一覧

中国語Ⅰ
中国語Ⅱ
中国語Ⅲ
中国語実践Ⅰ
中国語実践Ⅱ
(以上、言語文化基礎科目),入門中国語Ⅰ,入門中国語Ⅱ,中国語オーラル・リスニング演習Ⅰ,中国語オーラル・リスニング演習Ⅱ,中国語表現・読解演習Ⅰ,中国語表現・読解演習Ⅱ(以上、言語文化自由選択科目、箱崎分室開講)

担当教員からのメッセージ

九州大学には約1200人の中国・台湾から留学生がともに学んでいます。キャンパスのあちこちで中国語が聞こえてきます。教室で習った中国語を、すぐに使ってみることができる環境に皆さんはいるわけです。留学生にティーチング・アシスタントとして授業に参加してもらうほか、毎年1月に行われる外国語プレゼンテーション・コンテストで中国語のスピーチや暗誦に挑戦したり、さらには短期や長期の留学に行ったりする機会を提供し、教員一同、皆さんの中国語学習をサポートします。

学生からのメッセージ

・木原規衣(文学部1年)
中国語は、漢字を知っている日本人なら文字を見ればある程度は意味がわかるというアドバンテージがあります。しかし、この言語は発音に一癖あるのが特徴です。私は音が意味を持って聞こえてくるまでにとても時間がかかりました。私たちにとって、学校の授業や語学研修を利用し中国語で思いを伝え合う努力をすることは非常に意味あることだと思います。隣りあう国の人々とコミュニケーションをとるためにも、中国語は身につけて損のない技能となるでしょう。

・松浦優斗(文学部1年)
文法は英語に近く、文字は日本語とほぼ同じだといわれるように、中国語は日本人にとって取っつきやすい言語です。ですが学習が進むにつれて、様々な相違点に新鮮味を覚えるようになるはずです。始めやすく、新しい体験ができる、そんな楽しさが中国語にはあると思います。

・鶴田侑希(法学部1年)
你好!你想学汉语吗?(こんにちは!あなたは中国語を学びたいですか?) 私は英語があまり好きではなく、ヨーロッパ系の言語は嫌だったこと、漢字が好きだったことから、中国語の履修を決めました。実際に学んでみて、九大には中国人留学生が沢山いますし、福岡自体に中国人が多いので、中国語を使う機会は身近にあることに気づきました。地下鉄の表示やスーパーのアナウンスが解ると嬉しいです。このように、身近である分、学ぶのがとても楽しいです。今では中国語にすっかりハマってしまいました(笑)。皆さんも一緒に学んでみませんか?

・光岡健(理学部1年)
中国語を学んで1年経った今、通学中など日常で中国語を聞く機会がこれほども多いのかと驚かされます。言語を学んだことが、中国への関心を持つことにもつながったことを実感しました。普段見逃しているものを、中国語を学ぶことによって拾えるかもしれません。

・魚住周平(21世紀プログラム1年)
私は大学で初めて中国語を学びましたが、日本でも馴染みのある漢字が使用されているので理解しやすく楽しく講義を受けることができました。また、講義を通じて中国の文化にも触れていただけたので、とても満足したものでした。

・山元詩織(21世紀プログラム1年)
私はもともと日中関係に興味があったため、第二言語として中国語を受講しました。受講してみると、初めこそは声調など日本語にはない言語の特徴に戸惑ったりもしましたが、学習を進めるうちに、中国語自体を楽しむことができるようになってきました。授業では、書く・聞く・話すはもちろんですが、時には中国語の映画を鑑賞するなど、中国の文化面にも触れることができます。また、中国語は話者が多いため、ツールとしてもおすすめの言語です!

よくある質問(FAQ)

・CLPとは何ですか?
The 21st Century Challenges in Living Abroad Programの略語で、中国語と韓国語のプログラムがあり、春休みと夏休みに3週間の現地語学研修に参加するものです。中国語は、夏休みは台湾師範大学へ、春休みは北京語言文化大学へ学生を派遣します。現地で学力に応じたクラスに入りますので、1年生から参加できます。九州大学国際部のWEBサイトで情報収集してみることをお勧めします。

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