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フランス語

フランス語とは

フランス語は、ラテン語を母胎とし、ゲルマン系のフランク族の言語の影響を受けて成立した言葉です。イタリア語やスペイン語とは姉妹の関係に当たります。

17世紀に絶対王政を築いたルイ14世以来、ヨーロッパの公用語として、各国の宮廷やサロンで話されてきました。18世紀には啓蒙思想を、フランス革命以降は自由主義思想を広く世界に伝えてきました。

現在でも芸術や思想、ファッションの発信手段となるだけでなく国連などの国際機関の公用語となっています。フランス語が話されるのはフランスだけではありません。ベルギー、スイス、モナコ、ルクセンブルクなどのヨーロッパ圏に加えて、カナダ、アフリカ諸国でもフランス語が使われています。さらに、カリブ海、インド洋の島々といった地域をあげることができます。こうした広い地域圏の中で話されるフランス語とは、どんな言葉なのでしょうか。

これまで外国語というと、英語を中心に学習してきた耳には、その発音は新鮮なものとして響くでしょう。鼻母音をはじめとする発音の仕組みは英語がリズム系であるとすれば、メロディー系に属すると言えるかもしれません。また英語と比較すれば、豊かなヴァリエーションに富んだ時制表現が挙げられるでしょう。自分の置かれた状況を的確に表す言い方が、表現の中に蓄えられています。こうした特長をもつ言葉にチャレンジしながら、語りの幅を広げていくことができるでしょう。

フランス文化の基本的性格として、異文化に対する尊敬の念を挙げておきましょう。フランス人にとって、文化とは多様であることが自然な姿なのです。この姿勢から生まれる文化包容力は、他の様々な言語文化と共生しながら、交流を通じて豊かな世界を作り上げようとします。伝統文化を守りながらも、日本のマンガ文化にも目を向けたりしています。オーソドックスなシャンソンの脇で、アフリカ、アラブ社会の音楽に影響を受けた新しいサウンド、アングロ・サクソン系のロック・ミュージックとも異なるサウンドが、人々の心を捉えています。多言語のダイナミズムを生きる言葉、画一化、均質化とは無縁の言語、それがフランス語です。

フランス語を担当している専任教員

阿尾 安泰 教授
佐藤 典子 准教授
・Olivier Lorrillard 准教授
・倉方 健作 助教

九大で開講されているフランス語関連の講義一覧

フランス語 Ⅰ
フランス語 Ⅱ
フランス語 Ⅲ
フランス語プラティク Ⅰ
フランス語プラクティク Ⅱ
(その他,箱崎分室開講の,入門フランス語Ⅰ、Ⅱ,フランス語実用会話,フランス語読解・作文コース,フランス語圏の言語と文化 があります)

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