JDA九州ディベート大会規則 (2009年9月23日改訂)
1. A部門規則
2. B部門規則


1. JDA九州ディベート大会 A部門規則

第1条 (目的)
本ルールは、JDA秋期大会の運営方法および、ディベーター、ジャッジ、大会運営者等の権利・義務を明確にすることにより、公正かつ円滑な大会運営に資することを目的とする。

第2条 (論題)
論題は、別途に定める。

第3条 (側)
(1) ディベートにおいて、二つのチームは、肯定側、否定側に分かれる。
(2) 肯定側は、論題を肯定することをその役割とする。
(3) 否定側は、論題の肯定を妨げることをその役割とする。

第4条 (チーム構成)
(1) チームには、四名までディベーターを登録することができる。
(2) 登録されたディベーターは、すべての試合において、スピーチ又は質疑(以下「スピーチ等」という。)を少なくとも一回行わなければならない。
(3) 一人のディベーターは、立論、反駁をそれぞれ一回までしか行うことができない。
(4) 前二項に違反するスピーチ等があった場合は、ジャッジは直ちに当該スピーチ等を中止させ、当該スピーチ等を直ちに前二項の規定に合致するようにやり直させるものとする。

第5条 (ジャッジ)
(1)ジャッジは、ディベーターが試合中に提示した議論に基づき、試合の勝敗を決定する。
(2)複数のジャッジが同一の試合を判定する場合、各々のジャッジは独立して判定を行う。
(3)ジャッジは、引き分けの判定を下すことはできない。
(4)ジャッジは、予選においては、ディベーターのスピーチ・質疑内容を評価し、ポイントを決定する。
(5)予選においては、極力、ジャッジは、同一チームを複数回見ることがないように配置される。ただし、決勝においては、ジャッジはランダムに配置される。
(6)ジャッジは、試合前にディベーターから求められた場合、大会運営に支障の無い範囲で、自身のジャッジとしての信条(フィロソフィー)を説明する義務を負う。また、自身のフィロソフィーに特徴的な部分があると認める場合は、ディベーターから求められない場合においても、積極的にその内容を開示することができる。

第6条 (フォーマット)
(1) 二つのチームは、以下のフォーマットに従い、スピーチを行う。
肯定側第一立論 6分
否定側質疑 3分
否定側第一立論 6分
肯定側質疑 3分
肯定側第二立論 6分
否定側質疑 3分
否定側第二立論 6分
肯定側質疑 3分
否定側第一反駁 4分
肯定側第一反駁 4分
否定側第二反駁 4分
肯定側第二反駁 4分
準備時間:各チーム8分(自チームのスピーチ・質疑の前に自由に使用できる)

(2) いわゆるロードマップ(スピーチ前に、スピーチの内容、順序を知らせること)は、スピーチ時間または準備時間に繰り入れるものとする。
(3) スピーチ・質疑時間が余った場合、ディベーターが終了を宣言した時点で、そのスピーチ・質疑を終了する。
(4)  スピーチ・質疑で余った時間を他のスピーチ・質疑に回すことは出来ない。

第7条 (スピーチ・質疑時間の計測)
(1)スピーチ時間、質疑時間、準備時間の計測はタイムキーパーが秒単位で行う。
(2)タイムキーパーは司会者もしくはジャッジが兼ねることができる。
(3)時間の誤計測が判明した場合は、主任ジャッジの判断により以降の計測において調整を行う。

第8条 (証拠資料)

(1) ディベーターは、スピーチ中に自らの議論の信憑性を高めるために、証拠資料を提示することができる。
(2) 証拠資料としては、書籍、新聞、雑誌、カタログ、パンフレット等、紙媒体に記録されたもの、またはインターネット上で流布している情報で、日本国内において広くアクセス可能なものを使用することができる。
(3) 口頭でのインタビュー、ラジオの録音、テレビの録画等、後日信憑性を調査するのが困難なもの、会員制のインターネットサイト、極めて配布地域が限定されたビラ等、他人のアクセスが制限されたものは、証拠資料として使用することはできない。ただし、同内容が広くアクセス可能な別媒体に記録されていることが保障される場合はこの限りではない。
(4) 外国語の証拠資料を自ら訳出して使用する場合は、その旨明示しなければならない。
(5) 証拠資料は、紙面または電子データとして記録されたものを試合中に読み上げることで提示される。出典の詳細等は、読み上げる必要は無いが、後に相手チーム、審査員、および大会運営者が、出典を調査するのに十分な情報を記載し、求められれば提示できるよう、準備しておかなければならない。
(6) 試合中、上記出典情報が不十分と認められた場合、その証拠資料は、証拠としての効力を失う。
(7) 試合中、証拠資料の歪曲・捏造が発覚した場合、ジャッジの判断により、その証拠資料を無かったものとみなすことができる。歪曲・捏造が極めて悪質と認められる場合、大会運営責任者の判断により、試合後に、その証拠資料を提出したチームの処分を決定する。
(8) 上記処分には、そのチームの失格または無得点敗北を含めることができる。

第9条 (その他)
(1)予選の方法など大会運営に関する詳細は別途定める。
(2)大会の運営者、ジャッジ、参加者、見学者は、時間を厳守するなど大会の円滑な運営に協力する。
(3)大会の運営に妨げとなる行為などがあった場合、大会運営者はその者に対し退場を求めたり、その者が所属する団体の参加チームに罰則を科することができる。

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2. JDA九州ディベート大会規則 B部門規則

ディベート甲子園に準じるが、主な相違点は(1) チーム構成の規則、(2) 点数の付け方、(3) 判定方法((ディベート甲子園のような細かな規定はないので、試合中の議論に基づきジャッジが「良識」「理性」に照らし判断する。ジャッジは政策論題を扱う教育ディベートの試合・審査の経験者と参加チームが担当する。)

第1条 試合の進行
(1) この大会のフォーマットは,以下の通り。
  肯定側立論 6分
      否定側準備時間 1分
  否定側質疑 3分
      否定側準備時間 1分
  否定側立論 6分
      肯定側準備時間 1分
  肯定側質疑 3分
      否定側準備時間 1分
  否定側第一反駁 4分
      肯定側準備時間 2分
  肯定側第一反駁 4分
      否定側準備時間 2分
  否定側第二反駁 4分
      肯定側準備時間 2分
  肯定側第二反駁 4分
(2) チームの構成およびスピーチ等の担当
1. B部門は、原則として日本語または英語の公式のディベート大会への参加が2回以下の者のみ参加可能とする。但し中学生、高校生については次の規定に従うこととする。
(i) 中学生・高校一、二年生は過去の大会経験にかかわらずB部門への参加を可とする。
(ii) 高校3年生は、ディベート甲子園高校の部の参加期間が二年以下(回数ではなく期間)の生徒のみB部門への参加を可とする。
2. チームには、四名まで選手(ディベーター)を登録することがでる。
3. 登録されたディベーターは、すべての試合において、スピーチ又は質疑を少なくとも一回行わなければならない。
4. 一人のディベーターは、立論、反駁をそれぞれ一回までしか行うことができない。

(3) 司会
試合は,司会者の指示によって進行します。選手,聴衆は,司会者の指示に従わなくてはならない。

第2条 肯定側・否定側の役割
(1) 肯定側立論は、プランを示し、そのプランからどのようなメリットが発生するかを論証するものとする。否定側立論は,現状維持の立場をとるものとし、主に肯定 側のプランからどのようなデメリットが発生するかを論証するものとする。
(2) 質疑では立論の内容などについて質問を行い、質疑での応答は立論の補足として扱われる。
(3) 反駁は、主に、メリット(あるいはデメリット)に対する反論、反論に対する再反 論、メリットとデメリットの大きさの比較を行う。

第3条 議論における注意事項
(1) 議論の論証のために、文献等をスピーチで引用することができる。引用に当たっては、別に定める証拠資料に関する細則(「A部門規則 第8条(証拠資料)」)に従わなくてはならない。なお、図や表を証拠資料として見せることはできない。
(2) 質疑で明らかとなった情報を議論に生かすためには、その後の立論や反駁で改めて 述べる必要がある。
(3) 相手が持ち出した主張・根拠に反論する場合を除き、立論で提出されず反駁で新たに提出された主張や根拠は、「新しい議論」と呼ばれ無効となる。第1反駁で出せる反論を第2反駁ではじめて出すことは、「遅すぎる反論」と呼ばれ無効となります。

第4条 反則行為と処分
選手等に反則行為があった場合、敗戦や大会失格等の処分の対象となる。

第5条 判定
(1) ジャッジは、大会実行委員会が依頼したジャッジ(専任ジャッジ)と予選出場チームのディベーター(選手ジャッジ)が担当する。
(2) ジャッジは、ディベーターが試合中に提示した議論に基づき、試合の勝敗を決定する。

第6条 点数
ジャッジは、ディベーターのスピーチ・質疑内容を評価し、点数を決定する。

第7条 予選票決方法
各試合における専任ジャッジと選手ジャッジの人数および票数は別に定める。

第8条 決勝戦進出チーム決定方法
決勝戦進出チームを決める基準は、予選の勝ち数、ジャッジの票数(第7条)、チーム得点合計(第6条)の順に適用する。

第9条 決勝戦
決勝戦における肯定否定の割り当ておよび票決方法は別に定める。

---------- 以上 ----------