ちょうど、大会前日の12月17日に日本産科婦人科学会の着床前診断の適応に関するWGにおいて、習慣流産の染色体転座保因者を着床前診断の適応として認める答申が出され、同学会が意見募集をするという、タイムリーな論題でのディベート大会となりました。選手は多岐に渡り、中学1年生が他の大会では審査員を勤める方と対戦するという場合もありました。出場チーム数も昨年の大会の倍以上となり、審査員の確保に苦労するという嬉しい悲鳴をあげることになりました。また、当日は雪による交通の障害も心配されましたが、無事に予定通り開催することができました。出場者、審査員、運営担当の皆様にお礼申し上げます。
大会結果 大会要綱
A部門(立論・質疑2回、反駁2回)参加 6チーム
論題:日本政府は, 代理出産または着床前診断を実施するために必要な法的枠組みを
整備すべきである。(2005年度後期JDA推薦論題)
優勝:ディベート実験室九州巡業(上原信幸、天白達也、村上彰慶)
準優勝:NADE関東大会運営チーム(青木良介、曽根文聡)
最優秀ディベーター:天白達也(ディベート実験室九州巡業)
A部門決勝戦トランスクリプト(準備中)
A部門出場選手の感想など(準備中)
B部門(立論・質疑1回、反駁2回)参加 16チーム
論題:日本政府は代理出産を合法化すべきである。
優勝:佐賀清和高等学校(上田真梨子、古賀重美)
準優勝:長崎選抜MSD(清藤大介、梅原慎吾、平山正太郎)
最優秀ディベーター:清藤大介(長崎選抜MSD)