第3回JDA九州ディベート大会(12月18 日 九州大学六本松)

ちょうど、大会前日の12月17日に日本産科婦人科学会の着床前診断の適応に関するWGにおいて、習慣流産の染色体転座保因者を着床前診断の適応として認める答申が出され、同学会が意見募集をするという、タイムリーな論題でのディベート大会となりました。選手は多岐に渡り、中学1年生が他の大会では審査員を勤める方と対戦するという場合もありました。出場チーム数も昨年の大会の倍以上となり、審査員の確保に苦労するという嬉しい悲鳴をあげることになりました。また、当日は雪による交通の障害も心配されましたが、無事に予定通り開催することができました。出場者、審査員、運営担当の皆様にお礼申し上げます。

大会結果 大会要綱 

A部門(立論・質疑2回、反駁2回)参加 6チーム
論題:日本政府は, 代理出産または着床前診断を実施するために必要な法的枠組みを
整備すべきである。(2005年度後期JDA推薦論題)
優勝:ディベート実験室九州巡業(上原信幸、天白達也、村上彰慶)
準優勝:NADE関東大会運営チーム(青木良介、曽根文聡)
最優秀ディベーター:天白達也(ディベート実験室九州巡業)

A部門決勝戦トランスクリプト(準備中)
A部門出場選手の感想など(準備中)

B部門(立論・質疑1回、反駁2回)参加 16チーム
論題:日本政府は代理出産を合法化すべきである。
優勝:佐賀清和高等学校(上田真梨子、古賀重美)
準優勝:長崎選抜MSD(清藤大介、梅原慎吾、平山正太郎)
最優秀ディベーター:清藤大介(長崎選抜MSD)

B部門決勝戦トランスクリプト
B部門出場選手の感想

(詳細)
両部門とも、予選2試合はくじにより各チーム肯定否定を決め対戦。第3試合は、パワーペアリング(上位同士、下位同士対戦)により(肯定否定の側はじゃんけんにより決定)対戦。

A部門予選結果
1位 ディベート実験室九州巡業 3勝 156点
2位 NADE関東大会運営チーム) 2勝1敗 145点
3位 QDC(九州大学ディベートクラブ)(加藤雄一、寺園直幸)2勝1敗 122点
決勝の側はくじにより、ディベート実験室九州巡業が肯定、NADE関東大会運営チーム
が否定で対戦。
3対0で肯定側ディベート実験室九州巡業の勝ち。
最優秀ディベーターは決勝進出チームから審査員の合議により決定。

B部門予選結果
1位 長崎選抜MSD 3勝 90点
2位 佐賀清和高等学校 3勝 86点
3位 大牟田高等学校(森本達也、井田歩、嶋田雅文、原田将吾)3勝 76点
決勝の側はくじにより、長崎選抜MSDが肯定、佐賀清和高等学校が否定で対戦。
2対1で否定側佐賀清和高等学校の勝ち。
最優秀ディベーターは決勝進出チームから審査員の合議により決定。