第4回JDA九州ディベートセミナー

○開催趣旨・概要
 日本ディベート協会(JDA)では,以下のとおり,ディベートに興味はあるもののディベート学習の経験のまったくない方,あるいはディベートに関する書 籍は読んだことはあるものの,実際の試合形式のディベートを体験したことがない方を対象として,ディベート・セミナーを開催します。
 ディベート学習の意義,ディベートにおけるスピーチの作成の仕方,試合における議論展開等を,午前中の講義と午後の練習試合を通して学んでいただけるセ ミナーです。
 なお,定員は40名とさせていただいていますが,午前中の講義のみ参加には人数制限は設けておりません。また,午後の練習試合を見学したいという場合は 是非お残りください。多数のご参加をお待ちしております。

○主催:日本ディベート協会(JDA)九州支部・九州大学言語文化研究院・福岡県高 等学校国語部会福岡地区

○日時:2006年7月2日(日)9:30-17:00

○場所:九州大学六本松校舎5号館  (受付は9時から会場の教室で行います。)

○練習試合論題:日本は安楽死を法制化すべきである。
【論題解説】森鴎外の『高瀬舟』にあるように,安楽死の是非は日本でも古くから議論されてきました。1991年には「東海大学安楽死事件」が起こり,担当 医師が殺人罪に問われ,判決で安楽死の四要件が示されました。今では,延命治療を患者が拒否する尊厳死の権利はアメリカなどで保障され,積極的に死期を早 める安楽死もオランダなどで法制化されています。
一方,オーストラリアでは安楽死法が無効になり,安楽死を行った医師が有罪になる例も世界中で後を絶ちません。日本は「死ぬ権利」を認めるべきか否か,こ の機会にディベートを通して考えてみませんか。

○参加費用:無料

○定員:40名(午前・午後ともの参加希望者は40名まで。午前の部 のみ参加は制限無し。午後の部の見学は可能。)

○講師:井上奈良彦(九州大学大学院教授・JDA九州支部支部長)

○当日のプログラム(予定):
 
  9:30-10:50 講義:ディベート学習の基本
 11:10-12:00 講義:ディベートの準備の方法
 12:00-13:00 昼休み
 13:00-14:00 講義:ディベートの準備
 14:15-15:15 演習:日本語ディベート練習試合と講評(1)
 15:30-16:30 演習:日本語ディベート練習試合と講評(2)
 16:40-17:00 講評:まとめ
 
○事前の準備:
(1)    ディベートについての予習:必要不可欠というわけではございませんが,松本 茂『頭を鍛えるディベート入門』(講談社ブルーバックス)か,松本茂『日本語ディベートの技法』(七寶出版)をお読みになることをお勧めします。
(2)    試合準備時間を有効に活用するために,練習試合用の論題について事前にある程度勉強しておくことをお勧めします。
参考文献として,保阪正康『安楽死と尊厳死』(講談社現代新書)と三井美奈『安楽死のできる国』(新潮新書)が読みやすいと思います。

○持ち物:筆記用具(赤と黒のボールペン)

○参加申し込み方法,申し込み期限:
午前中の講義は当日受付ます。午後の試合はチームの人数に余裕があれば当日受け付けます。


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第4回JDA九州 ディベートセミナー申込書 
 (MSWord ファイル)


第4回JDA九州ディべート・セミナーの参加を希望します。
(午前午後参加 午前のみ参加 午前参加午後見学)
※該当するものに○を

氏名:             年齢:      勤務先等:
住所:〒                     
E-mail:                電話:              FAX:
ディベートの経験(経験試合数等):